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本講座の制作者であり、本日も講師を務めます
イシバシです。
昨日の講座1日目では、短いストーリーをお伝えしつつ、
なぜHさんのダイエットはうまくいったのか?
というワークを行いました。
今日はそのワークの答えをお伝えしつつ、
確実にダイエット迷子を抜け出す方法
について解説していきたいと思います。
ワークの答えは・・・
さて、それでは早速、昨日のワークの答えを発表します。
が、その前に
よくある間違った回答とその失敗事例
について紹介しておきます。
その間違った回答が
「方法が良かったから(糖質制限やプチ断食など)」
というものです。
まさにこうやって回答してしまう人こそが、
・SNSでうまくいっている人の方法を真似すれば確実にうまくいくはず
・みんな食事や運動をやってるから食事と運動を頑張ればうまくいくはず
という風に、SNSや雑誌で見かけたダイエット方法に振り回され、闇雲に真似して頑張るも全然うまくいかない「悩みの無限ループ」にハマっていくのです。
この「方法」が良かったと思い浮かんだ人に質問です。
・「良い方法」とはなんですか?
・なぜ「良い方法」だと痩せることができるのですか?
説明してみてください。
もし「方法が良くて」痩せるのだとしたら、その「方法」を実践することができれば誰でもみんな痩せるということになってしまいます。
本当でしょうか?
考えてみてください。
誰かがうまくいった方法を真似すれば誰でも
「痩せる」と断言できるでしょうか?
そう考えると「方法が良い」はダイエットに成功する「一つの要因になることはある」のですが「方法が良い=ダイエットがうまくいく」ではないことが分かります。
つまり、
方法が良くて痩せた可能性はある
は正しいのですが、
方法が良いから痩せる
これは間違った認識なのです。
Hさんの状況は・・・
それではHさんの状況を改めて書き出してみましょう。
・色んなダイエットを実践してきたがなかなか痩せなかった
・糖質制限とプチ断食で痩せることできた
・課題となっていた摂取カロリーの減量がプチ断食と糖質制限で実現した
・大幅なカロリー制限により、分かりやすい結果が出た
という風に整理できます。
一見、方法だけが違うように見える、
プチ断食と糖質制限とHさんが取り組んだこれまで取り組んだダイエットの決定的な違いは、
「摂取カロリーの減量幅が違う」
ことです。
つまり、昨日のワークの答えは
摂取カロリーが大幅に減り、消費カロリー>摂取カロリーが実現したから
です。
言い換えると、
1、自分の消費カロリーと現状の摂取カロリーを把握し、
2、消費カロリー>摂取カロリーになるように調整する
ことができれば、確実に自然と痩せる状態を作ることができるのです。
今回は分かりやすいように糖質制限やプチ断食を例に出しましたが、
実際は消費カロリー>摂取カロリーになるという条件さえ守れれば、
・無理な糖質制限
・過酷すぎる断食
・お菓子や好きなものを我慢しないと痩せないという根性論ダイエット
・〇〇といった何か特定のものを食べ続けるようなダイエット
・毎日3キロのジョギング
・ジムに通ってトレーニング
など過剰な負荷のダイエットは必要ありません。
カナダで行われた大規模なダイエット方法の効果を調べる研究では、
「どんなダイエット方法もカロリー量が同じである場合、1年間継続すれば同じ結果になった」
という研究結果も出ています。
ここでややこしいのはSNSや雑誌などで「〇〇をすると痩せられる!」と情報発信している人たちも結果的に消費カロリー>摂取カロリーという条件を満たしているため、
・食事を減らせば痩せられる!
・運動すれば痩せられる!
という風な情報提供や認識になりがちなのです。
本当は闇雲に食事を減らせば良いわけでもありませんし、がむしゃらに運動をすれば良いわけでもありません。
カロリー収支を把握する
必要があるのです。
これを私は食事や運動を行う具体的なダイエット方法と区別するため、
カロリーコントロールスキル
と呼んでいます。
確実にダイエット迷子を卒業するためには
この方法だとダイエット迷子から抜け出すのがそんなに難しくないことが分かると思います。
・自分の消費カロリーと現状の摂取カロリーを把握する
・カロリー収支のバランスを調整していく
という方法さえ身に付けば、どんな方法でもダイエットを成功させることができるからです。
つまり
・お菓子を食べた後に罪悪感を感じることも
・つらく、しんどすぎる過剰なダイエットも
・特定のダイエット方法に縛り付けられる
必要もありません。
そして、重要なのはこの方法なら
・誰でも自分の状況に合わせてダイエット内容をカスタマイズできる
ということです。
つまり、
①自分の消費カロリー、現状の摂取カロリーを把握する
②消費カロリー>摂取カロリーになるように調整していく
という方法を何度か試して、
③無理なく続けられるダイエットルーティーンを確立する
というやり方を覚えられれば、
・いつ、どんな時でも
・自分の状況に合わせたダイエット方法で
「ダイエットを成功させることができる」ということになります。
これが色々なダイエット方法に迷わずに、ダイエット迷子からの卒業できる唯一の方法なのです。
カロリー収支の把握に全振りしよう
さぁこれであなたがやるべきことが1つはっきりしました。
あなたがもし、
・もう色んなダイエットを試し続けるようなダイエット迷子をやめたい!と思っていて、
・どんなダイエットを試してもうまくいかない・・・
という状態なら、
カロリー収支の把握に全集中するべきなのです。
あなたに足りないのは「カロリー収支の把握」であり、「カロリー収支の把握」ができればもうダイエットに迷うことはなくなります。
実際に自分のカロリー収支の把握と自分に合ったカロリーコントロールスキルが身についた私の生徒さんは、
・旅行で食べ過ぎる→ダイエットというダイエットの無限ループから抜け出し、ストレスフルな万年ダイエッターから卒業できた!
・3ヶ月で8キロ減!ぽっこりお腹が解消!無理なく自分に合ったダイエット方法で痩せることが出来た!
など、無理なく自分に合ったやり方でダイエットを成功させることができています。
別に特別なことはしていません。
難しいことは一つも言わなかったはずです。
従来の
「誰かの成功したダイエットを真似する方法」
ではなく、
「現状を把握し、自分に合わせたダイエット方法を実践する」
という
「他人基準のダイエット」から「自分基準のダイエット」を実践する
という風に考え方を変えただけ。
たった一つ、このように考え方を変えるだけで、
・どんな人でも
・無理なく
・自然と痩せていく
というダイエット方法が身に付けられるのです。
あなたが今まで知らなかっただけで、私自身も私が指導する生徒さんたちも、そしてうまく痩せている一部の人達も当たり前のようにこの方法でダイエットを成功させているのです。
あなたを待ち受ける二つ目の壁
これであなたは一つ目の壁を壊すための技を身につけました。
・自分のカロリー収支の現状把握をして、
・消費カロリー>摂取カロリーを実現する
この技を使えば、あなたはもう色んなダイエット手法に惑わされる必要はなくなります。
しかし、これで終わりではありません。
ここにきて、二つ目の壁があなたの目の前にうっすらと見えてきているはずです。
そうです。
自分に合った方法で万年ダイエッターを卒業する
というゴールを目指しているほとんどの人が、
・とはいえ続けられるか不安・・・
・自分に合った続けられる方法ってどうやって見つけるの?
という
続かない!三日坊主の壁
に行く手を阻まれるのです。
これまで色々なダイエットに挑戦されてきた、あなたならもうお気づきかもしれませんが、
簡単に言えば一つ目の壁の「ダイエットラビリンス」を抜け出す為には、
カロリーコントロールスキル
という技が必要なのですが、結局のところ、
・これなら続けられそう!
・これは自分に合っている!
と思えるような「自分に合ったダイエット方法」を見つけなければいけないのです。
だってそうでしょう?
カロリー収支を把握したとして、色々試していった結果、
結局、自分には続けられない・・・
となってしまったら、また元の悩みに戻ってきてしまいますよね。
だからもし、あなたが、
「そうか!いきなり食事や運動みたいな具体的な方法じゃなく、カロリー収支の把握から行うべきなんだ!」
と思ったとしても、その先の
自分に合った方法を探さないといけない
という2つ目の壁からは逃れられないのです。
では、どうすれば、
・自分に合っている!
・続けられる!
と、思えるようなダイエット方法に辿りつけるのでしょうか?
それを見つけるためにHさんの話に戻ってみましょう。
Hさんの決意は本物だった!
健康診断をきっかけに1ヶ月で7キロの減量に成功したHさん。
糖質制限、プチ断食にもすっかり慣れ、
「もっと頑張りたい!」と思うようになり、
筋トレと栄養バランスを整えるということにも挑戦することに。
慣れない筋トレに最初は困惑するも、
「カッコいい体になるためにはこれを頑張らないと!」
と、決意を胸に頑張りました。
2ヶ月継続していると徐々に成果が見え始め、見た目も明らかに変わってきました。
すると楽しくなり始め、逆にやらないと気持ち悪いという感覚になり、いつの間にかダイエットは習慣になっていたのです。
さて、ここで質問です。
ここまで3ヶ月頑張ってダイエットに取り組んできたHさん。
Hさんがダイエットを継続できた要因は一体なんなのでしょう?
本日のワーク
では、本日のワークに移ります。
Hさんがダイエットを継続できた要因は?
明日の講座3日目では、このワークの答えを発表し、
どうすればダイエットが継続できるのか?
について解説していきます。
お楽しみに!